理事長　吉田正一

私どもは医療法人社団永寿会として、平成17年5月に介護老人保健施設「三鷹中央リハケアセンター」を開設したのに続き、平成20年5月に特別養護老人ホーム「ケアコート武蔵野」を開設いたしましたが、特別養護老人ホームは社会福祉法人にしか開設が認められておりませんので、永寿会とは別の社会福祉法人を設立して開設に至っております。

施設名に“ケアコート（Care Court）”という言葉を使っておりますが、これは建物に、採光をよくする事を目的とした大小3つの中庭を設けたことに由っており、「中庭のある介護施設」という意味になりますが、ここで生活される高齢者の皆様や、ここで働く職員の皆様が、この施設を通じて「光あふれた人生になってほしい」という願いを込めた施設名でもあります。

私が理事長を務めます「医療法人社団永寿会」と「社会福祉法人正寛会」は、この度の特養の開設により、武蔵野・三鷹地域で初めて、病院・老健・特養の3点セットを揃えた法人となりますが、この事により必然的に地域での存在感が高まると同時に、その責任も大きく重くなるものと自覚しております。

高齢者の皆様がこれまでに生活して来られた地域で、安心した余生を送ることができますよう、また、地域の高齢者福祉に貢献する事ができますよう、永寿会と正寛会が連携しながら両法人で取組んで行く所存ですので、今後とも皆様方のご支援・お力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。