介護の一工夫
ケアコート日誌

ビフォー・アフター ~施設前~

施設前には花壇のスペースがあり、あじさいなどが植えられ、折々に花を咲かせてくれます。
あじさいなど・・と書きましたが、「など」の多くは、実は、草がメインになってしまっていました。
10月のある日、この花壇スペースに、とある変化が。一人の職員が、手入れを始めたのです。

草を抜くのも、それなりに労力が要る作業。
気になって声をかけると、何やら構想があり、その手始めに、整備をしている様子。
花壇と言うよりは、草壇・・そう見えていたスペースが、徐々に変わりはじめます。

施設前は、入居者様・ご家族様はもちろん、近隣の方、通勤・通学の方の目に触れるスペースでもあります。
私自身も、「もう少し何とかしたいな。」「目に留まるようなスポットにできたらな。」と思ったことはあります。
思ったことだけは。
思うのと、実際に行動するのとでは、全くわけがちがいます。
地道に作業を続ける職員の姿は、控えめに言っても、まぶしいような・・私はそう感じました。
いえ、私だけではなかったようで・・。
作業中、通りがかった方、ご近所の方から、応援の言葉・温かい声かけを頂くことも、多々あったようです。

写真は、12月の花壇。

クリスマスに合わせて、しつらえた花壇。
もう、どう見ても花壇・・ですね( ^)o(^ )

職員も、意外な一芸があったり、趣味も色々・・私たちは、生活全般に関わるので、そうした部分が、サブスキルとして機能することがあります。
これは、うまい具合に力が発揮されて、形になった一例かと思います。
私自身も、何だか元気をもらえた気がします。
担当者さん、本当にお疲れ様でした。

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